まずは、会社の今を知ることからスタート! | 東京の事業承継M&A会社:東京・横浜・千葉・埼玉・大阪を中心に活動/事業承継/企業再編/M&A/合併/企業買収/分割/会社清算/相続/贈与

ホーム > 事業承継やM&Aについて > まずは、会社の今を知ることからスタート!

まずは、会社の今を知ることからスタート!

・事業承継の成否は、いかに正確に自社の現状を把握できるかにかかっています
・会社の持つ「ヒト」「モノ」「カネ」の現状が分からないと、事業承継計画も定まりません

「ヒト」「モノ」「カネ」のすべてが客観的、かつ正確に把握されることが必要です!

 

*ヒト*

*モノ*

*カネ*

後継者候補は親族か親族外か?
後継者の適正・能力は?

資産・負債の状況
自社株評価
知的財産

会社の損益・
キャッシュフロー

 

会社の今を”知っている”⇒ ≪得≫

会社の今を”知らない” ⇒ ≪損≫

              

「ヒト」・・・後継者候補を知る!

後継者候補は既に決まっていますか?中小企業においては、後継者候補が親族にいるという場合が一般的ですが、親族に適任者がいない場合には、会社の役員、従業員もしくは外部から候補を選ぶ場合もあります。後継者候補が見つからない、という場合には事業譲渡やM&Aの実施を考えます。後継者候補がいるかいないか、いるとしたら親族か親族外かが、事業承継計画の策定に大きな影響を及ぼすことになります。


さらに、後継者候補が決まっている場合にはその能力、適性ついても確認したほうが良いでしょう。後継者の育成・引継ぎに必要な期間を見積もるための参考になります。

 

「モノ」・・・会社の経営資源を知る!

会社の経営資源は、会社の資産および負債の状況と財務諸表に数値として表れない知的資産に分けられます。


●資産および負債の状況


会社が保有する在庫、不動産、動産の価額と内容の把握を行います。中小企業はこれらの価値から導き出される自社株評価が非常に重要となります。どのような承継方法であろうと自社株の評価が影響しますし、中小企業の社長の相続については、財産のうちに自社株が占める割合が大きくなりがちだからです。


特に、社歴が長い優良企業だと自社株の評価が高くなりがちですので、早めに自社株評価の現状を把握しておいてください。承継の前に株価を引き下げる対策などを考えることができます。


●知的資産

知的資産とは、従業員の技術や能力、取引先との信用、特許、ブランド力などの会社の強み、価値の源泉をいいます。この自社の強み、弱みを「見える化」するためのお助けツールが、「ローカルベンチマーク」です。

 

「ローカルベンチマーク」とは経営者と金融機関、顧問税理士等が同じ目線で経営に関する対話を行うことができるよう作成されたツ―ルです。「経営力向上計画」(詳細後述)の策定にあたっても活用しますので、事業承継だけでなく、設備投資の際の融資や税制優遇措置を受けるのにも役立ちます。経済産業省のHPにおいて紹介されていて、ツールも入手可能です。

 

[参考URL]

http://www.meti.go.jp/policy/economy/keiei_innovation/sangyokinyu/locaben/

 

「カネ」・・・損益・キャッシュフローの現状と見込みを知る!

会社の損益・キャッシュフローの現状と将来見込みを把握することにより、事業承継の準備期間やタイミング、採れる方策の判断材料となります。

 

2018.8.1執筆

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

今村 仁

今村 仁

「節税は義務、納税は権利」がモットーです。
自分の半生について、取材を受けました。

詳しい自己紹介はこちら

メールマガジン

経営者限定!365日経営者無料メルマガ

(このメルマガに登録されますと弊社発行メール通信・FAX通信に自動登録されることをご了承下さい)

会計事務所の方はお断りさせて頂いています。

まぐまぐ!殿堂入り 税金を払う人・払わない人



powered by まぐまぐ!

このページの上部に戻る