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概略資金繰りを把握すべし

概略資金繰りを把握すべし

★ポイント
・社員を路頭に迷わせないために、概略資金繰り表を作成しよう
・概略資金繰りの作成ポイントは、「収入は控えめに、支出は余裕をもたせて」

黒字倒産という現実

「3年連続、増収増益を達成できたよ」、「2期連続赤字になりそうや」、「今期は何とか黒字を確保できた」などという言葉には、多くの経営者が馴染み深いのではないかと思います。しかし、これらはすべて損益計算書(P/L=Profit and Loss Statement)の言葉です。損益計算書の売上や利益も大事ですが、極論をいえば「赤字でも会社は倒産しませんが、資金繰りがマイナスとなれば例え黒字でも会社は倒産します」。これがいわゆる、「黒字倒産」といわれるものです。

数字嫌いの社長は多いですが、私たちがよくいうのは、「損益計算書や貸借対照表はわからなくてもいいです、でも、概略の資金繰りだけはしっかりと把握しておいて下さいね」です。会社を潰さないために、社員を路頭に迷わせないために、中小企業では経営者が「概略資金繰りをきちんと把握」するようにして下さい。

概略資金繰りの把握の仕方し

「資金繰り表 サンプル」などとインターネットで検索すると、多くの資金繰りテンプレートが無料で手に入ります。これらのテンプレートを使って資金繰りを把握しても構わないのですが、あまり難しく考えずに、単純に「入り」と「出」を現金ベースで把握すると考えてシンプルに作成するのがいいです。

どの資金繰りテンプレートでも構造はほぼ同じですので、左図を参考にして、とにかく最終の期末現預金残高がマイナスとならないようにして下さい。マイナスにならないだろうと予測できる時、つまり現預金残高に余裕がある時は作成しなくてもいいでしょう。逆に大丈夫かなと不安を感じる時は、月単位又は週か日単位で作成して下さい。作成時の留意点は、将来を予測して記入する都合上、「収入は控えめに、支出は余裕をもたせて」です。

概略資金繰りの作成は、単に業績が悪い時にだけ作成する必要があるのではなく、会社が成長過程にある会社も設備投資などで資金繰りが厳しくなることがありますので、作成が必要となることがあります。そしてマイナスとなりそうだという時には、早め早めに金融機関への相談などを実施しましょう。

2012.12.1執筆

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

今村 仁

今村 仁

「節税は義務、納税は権利」がモットーです。

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