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中小企業は傾き出すと早いと知るべし

中小企業は傾き出すと早いと知るべし

★ポイント
・中小企業は傾き出すと早いことを知り、毎月の役員報酬から積立貯金を実施する
・中小企業でよくある低空飛行から脱却するためには、経営者にとってのカムフォートゾーンを適正に上昇させて下さい(低い役員報酬で納得してはダメ!実質無借金経営の会社はいくらでもありますよ!)

中小企業は傾き出すと早い

2000年からのITバブル→新興上場バブル→不動産バブル→FXバブル→ソーシャルゲームバブルを、中小企業の顧問税理士という立場で見てきて、「中小企業は傾き出すと早い」ということを実感します。

これには上図のような理由があるのでしょうが、今業績の良い会社も「勝って兜の緒を締めよ」の精神を忘れずにいてほしいですし、業績を回復しつつある会社も「油断大敵」の精神でまだまだ安心しないでほしいです。

業績の良い会社様へ

業績が良いと役員報酬も十分に獲得できるでしょうが、「中小企業の役員報酬=自由に使えるお金」ではないことは忘れずにいて下さい。中小企業では会社にお金が足りなくなって金融機関からの融資が望めないのであれば、経営者に資金注入してもらうしかありません。また、ほとんどの中小企業が融資について経営者の個人保証がなされています。

これらを考えると一般論ですが、「中小企業の役員報酬=生活費+会社簿外貯金」となります。会社のマサカの時のために、役員報酬から毎月いくらかは積立貯金しておいて下さい。

また、業績の良い時にあぐらをかくのではなく、会社の守りやリスクヘッジのためにお金や時間を使って下さい。例えば、「必要な人や物への保険加入」、「従業員の退職金準備」、「60歳以上になった時の従業員の処遇のための準備」、「ブラックスワン(有り得ない事象、予期せぬ出来事)を前提とした準備」、「事業承継の準備」、「社長個人の老後設計」等です。

過去の赤字から業績を回復しつつある会社様へ

過去の赤字からようやく業績を上向きにもってきたことには敬服しますが、まだまだ気を緩めてはダメです。よくある中小企業のケースでは、業績が回復してきて借り入れも減り始めたと思ったら、また2、3年で元の状態に戻ってしまったというものです。

上図にある項目をぜひチェックしてみて下さい。特に最後の項目ですが、同業種同規模の経営者同士でも、借入額や役員報酬額、従業員の給与水準の自分にとっての心地よい当たり前ゾーンはピンキリです。これは親の影響や育ってきた環境、最初に勤めた会社の影響などが大きいようですが、そんな言い訳は必要ありません。自分のカムフォートゾーンを適正に上昇させて、業績が回復してきたと思ったらまた元の木阿弥ということのないようにしましょう。

2012.12.1執筆

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

今村 仁

今村 仁

「節税は義務、納税は権利」がモットーです。

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