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経営者は傲慢になりがちと知るべし

経営者は傲慢になりがちと知るべし

★ポイント
・大問題を発生させないために、あえて「意図的な息抜き」を必ずやる
・ハングリーさを維持するために、「限界への挑戦」も必ずやる

おごれる人も久しからず

「祇園精舎の鐘の声…」は平家物語の有名な一節ですが、傲慢になることへの戒めでもあります。会社がうまくいきだすと会社も社長も傲慢になることがあります。またこの時に不思議なほど例外なく、経営者の金銭又は異性問題が噴出します。

例えば、「投資詐欺にひっかかる」、「不渡りを喰らう」、「裁判沙汰で出費がかさむ」、「社員の横領」、「昔からの知人との浮気」、「隠し子ができる」などなどです。また、会社がうまくいかなくなった時も、道を踏み外すことがあります。精神的拠り所を求めるからかもしれません。

意図的な息抜き

私は、企業経営において小さなトラブルはそれほど問題ないと考えます。経営者としては常に、大きなトラブルに発展しないように注意することが大切です。

そこで、「意図的に息抜きする」ことをオススメします。食べることが好きな方は、1ケ月に1度など日を決めて豪華な食事に行って下さい。ゴルフが好きな人はゴルフ、時計が好きであれば自分へのプレゼント、車が好きであればそれ。要は、意図的に日を決めて贅沢(息抜き)をして下さい。会社が忙しい時やお金がそれほどないような時でも、意図的な息抜きは経営者はやるべきです。

これは、会社を継続発展していくにあたって大きなトラブルを回避するためにやるのです。お金が無いのに単なる娯楽で遊びに行くのとは違います。

限界への挑戦

経営者にとってもう1つ必要だと思うのは「限界への挑戦」です。

経営者なら誰しもがむしゃらに仕事をした時というのがあると思いますが、惰性で仕事をしているように感じると、ハングリーさが欠けてきます。ハングリーさが欠けてくると、「新商品のアイデアが出てこない」や「営業時の力強さの低落」、「社内での威厳の低下」など経営上の弊害が多数出てきます。

そこでオススメするのが、仕事でも趣味でもいいので「限界へ挑戦する」時間を作ることです。満たされた中にいると見えない渇いた中でしかわからない世界というのがあります。懸命に仕事をしたときなどに経験する、なぜかうまくいった、なぜかアイデアが出てきたというアレです。限界に挑戦する生き方を実践していると、自信が出てきて言葉に迫力が産まれ、感性も研ぎ澄まされますので、アイデアがどんどん出てきます。

2012.12.1執筆

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

今村 仁

今村 仁

「節税は義務、納税は権利」がモットーです。
自分の半生について、取材を受けました。

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