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嫌なものは排除すればいいという考え方を卒業すべし

嫌なものは排除すればいいという考え方を卒業すべし

★ポイント
・「自分を変える」や「他を受け入れる」というのは、一生涯大切なこと
・安易な排除理論では、いずれ「自身が排除される」ことになる

腐ったミカンの方程式

タイトルを聞いて、かつてのテレビドラマを思い出した方もおられるでしょう。不良生徒役が「俺達はミカンじゃねえ!人間なんだ!」という名ゼリフが有名でした。

腐ったミカンの方程式とは、「腐ったミカンが1つでもあれば、箱の中の他のミカンにも伝染してしまう。だから、腐ったミカンは早くに捨てるべきだ」というものです。ドラマではこんなセリフもありました。「だから腐ったミカンを放り出せという論理ですか?我々はミカンや機械を作っているんじゃないんです!我々は毎日人間をつくっているんです!」

嫌なものは排除するという考え方

「急ぎ過ぎているせいなのか」、「我慢が足りないのか」、「資金力の問題か」、はたまた「経営者の意識が単に低いだけなのか」理由はわかりませんが、「(経営者にとって)嫌なものは排除してしまえばいい」という考え方が、中小企業においては特に横行してしまっているケースがあります。「現場の従業員からの切なる要望を無視する」、「家族や第三者がやめておけというのに耳を貸さない」や「気に入らない従業員は辞めさせればいいと思っている」等です。

中小企業の実態を見ていますので、きれいごとを言うつもりはありません。時に英断がしかも早期に必要なことがあることもわかります。しかし、安易な排除理論では、いずれ「自身が排除される」ことになるでしょう。

そこから何かを学ぶ

腐ったみかんと経営者が感じてしまう時というのは、得てして経営者や会社にとって不足している弱い部分が顕在化された時です。つまりは、嫌な「モノ」や「コト」等に出くわした時というのは、何らかの警告であるともいえます。それらに出会えば、そこから何かを学ぼうという姿勢が会社や経営者にとって重要です。「自分を変える」や「他を受け入れる」というのは、一生涯大切なことです。

異なるものが混ざり合って助け合って生きていくというのが、生命や宇宙の原理からしても適切であるといえます。また、単なる強さではなく、変化への適応能力こそが生命の源です。

中小企業の経営の現場においては様々な状況があるでしょうが、できるだけ安易な排除という論理に陥らないように努力することがとても大切です。すると、例え短期的には同じ結論であっても、長期でみると変わってくるはずです。

2012.12.1執筆

(注)執筆当時の法律に基づいて書いていますのでご利用は自己責任でお願いします。

今村 仁

今村 仁

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